【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)の始め方を0から解説【保存版】

この記事では初めて暗号資産(仮想通貨)取り引きを始める(始めたい)方向けに、どのような流れで購入するのか、またその方法をどこよりも分かりやすく解説していきます。

目次

暗号資産(仮想通貨)の購入方法

仮想通貨の購入は大きく分けて3STEPで完了します。

暗号資産購入までの3STEP

それぞれのステップごとに解説していきます。

STEP1:仮想通貨取引所で口座開設

日本には金融庁に登録されている仮想通貨取引所(正式名称:暗号資産交換業者)が31社ほどあり(2022年7月25日現在)、その中から使いたい取引所を選んで取引をしていきます。

仮想通貨を購入する際に一番最初にすべきことは、仮想通貨取引所で口座開設をすることです。

この口座に日本円を入金して仮想通貨を購入したり、購入した仮想通貨を保管するために使います。

取引所の口座開設といっても特別なものではなく、普段皆さんが使っている金融機関に口座開設をするのと同じだと考えてもらってOKです。

とはいえ「どこの取引所で口座開設すればいいの?」って感じですよね。

まずはCoincheck(コインチェック)から始めよう!

取引所ごとに様々なサービスがあり、特徴も異なるので最初はどの取引所を選んでいいかわからないと思います。

そんな初心者の方にオススメできるのが日本でトップクラスの人気を誇る「Coincheck」(コインチェック)」です。

ここでは詳しい説明は割愛しますが、「とにかく使いやすい!」この一言に尽きると思います。

筆者も今まで8つの取引所の口座開設をしましたが、初めての口座開設はコインチェックでした!

仮想通貨入門的な取引所になっているのでぜひ口座開設を検討してみて下さい!

コインチェック

口座開設するにあたって必要なものが4つあります。

暗号資産取引所の口座開設に必要なもの

口座開設に必要なもの

  1. 携帯電話番号
  2. パソコンorスーマートフォン
  3. Eメールアドレス
  4. 本人確認書類(身分証)

口座開設は無料でできるのでこの時点でお金は必要ありません。

❶ 携帯電話番号
❷ パソコンorスーマートフォン

ほとんどの方が各携帯キャリアで契約し、スマートフォンを利用していると思うので問題ないかと思います。

PCはなくても問題ありませんが、あるとより便利です。

❸ Eメールアドレス

「Gmail」や「Yahoo!メール」などのフリーメールアドレスを使うのがオススメです。

フリーメールも様々なものがありますが、「Gmail」を使っておけばOKです。

フリーメールを使うメリットとしては、簡単に複数のアドレスを取得できる点です。

これから仮想通貨を始めて複数の仮想通貨取引所を使っていく際に、取引所ごとにアドレス分けて管理することができます。

またメールアドレスのセキュリティに問題があるとアカウントを乗っ取られてしまう可能性がありますが、Googleはログイン時に二段階認証を設定することができ、セキュリティ的にも安心感があります。

二段階認証…本人確認を2回に分けて行うことでセキュリティレベルを上げるシステム。

※二段階認証を設定すれば100%安全というわけではありません。

まだGoogleアカウントを持っていない方はアカウントを作成してGmailアドレスを取得しましょう!

❹ 本人確認書類

取引所ごとによって取り扱っている書類に若干の違いはありますが、「運転免許証」か「個人番号カード」(マイナンバーカード)があればほとんどの取引所で口座開設が可能です。

例としてコインチェックの本人確認に使える書類を見てみましょう。

コインチェックで使える本人確認書類

運転免許証
パスポート
運転経歴証明書
住民基本台帳カード
個人番号カード

仮想通貨取引所の口座開設はコチラのページで紹介しています♪

STEP2:取引所の口座に日本円を入金

日本円を取引所に入金する際は入金方法を選ぶことができ、その方法は取引所ごとに設定されています。

主な方法としては「銀行振込」か「クイック入金(即時入金)」の二つがあります。それぞれの主な特徴を見てみましょう。

銀行振込
クイック入金
  • 振込手数料がかかる
  • 入金の反映までに時間がかかる場合がある
  • 入金が営業時間に左右される(モアタイムシステム非対応の場合。)
  • 振込手数料が無料
  • 入金が即時反映される
  • 24時間365日入金可能

銀行振込…普段使っている金融機関の口座から取引所の口座に入金。
クイック入金…ネットバンキングやATMから取引所の口座に入金。
モアタイムシステム…日本の銀行で24時間365日即時決済や送金ができるサービス。

日本円の入金には入金手数料が設定されていて、その手数料もどの取引所でどの入金方法を使うかによって金額が変わってきます。

入金する際は、その取引所で一番お得に入金できる方法で入金するのがポイントです。

例としてコインチェックの入金手数料をみてみましょう。

コインチェックの入金手数料

銀行振込無料(振込手数料は負担)
コンビニ入金3万円未満:770円
3万円以上30円以下:1,018円
クイック入金3万円未満:770円
3万円以上50万円未満:1,018円
50万円以上:入金金額×0.11%+495円
2022年7月現在

コインチェックの「コンビニ入金」「クイック入金」は2022年7月13日より一時停止しています。(再開日未定)

上の表を見るとコインチェックでは「銀行振込」を使うのが一番お得に入金することができます。

各取引所で入金する際は事前に入金手数料を確認して入金するようにしましょう!

日本円入金時のポイント

取引所の入金手数料を確認する

一番手数料のかからない入金方法を選ぶ

入金回数をなるべく少なくして手数料を抑える

手数料については以下の記事でも解説しているので参考にしてみて下さい!

次に入金するために必要なものを確認しておきましょう!

仮想通貨取引所に日本円を入金するために必要なものは以下の3つです。

暗号資産取引所の口座の入金に必要なもの

取引所の口座の入金に必要なもの

  1. 入金したい取引所の口座
  2. 入金元の銀行口座
  3. 入金するための資金

❶ 入金したい取引所の口座

STEP1でも解説したように、仮想通貨を購入するには入金する取引所の口座を開設しておく必要があります。

❷ 入金するために使う銀行口座

基本的に普段使っている金融機関の口座があれば問題はありません。

ただ取引所によっては指定された金融機関を使うことにより、手数料を抑えられるケースもあるので新たに金融機関の口座を作った方がお得に入金できる場合もあります。

日本の取引所でよく使われているネットバンキング

住信SBIネット銀行
GMOあおぞらネット銀行

上記のネットバンキングはコインチェックでの銀行振込に使用すると振込手数料を無料にできるメリットがあります。

取り急ぎ口座開設する必要はないので必要性を感じたら検討してみて下さい♪

❸ 入金するための資金

仮想通貨を取り引きするのに大金を使う必要はありません。

仮想通貨を購入できる数量は取引所ごとに異なりますが、コインチェックでは500円から仮想通貨を購入することができます。最初は小額から始めて慣れてきたら徐々に投資額を増やしていきましょう!

ここまで準備ができればあとは実際に仮想通貨取引所で仮想通貨を購入することができます。

購入までの流れを見ていきましょう!

STEP3:仮想通貨を購入

暗号資産購入までの流れ

仮想通貨の購入

  1. 購入したい通貨を選ぶ
  2. 購入する相手を選ぶ
  3. 購入金額(数量)を決める

❶:購入したい通貨を選ぶ

まずはどの仮想通貨を購入するか選びます。

仮想通貨は現在(2022年7月現在)20,000種類以上あり今もなお増え続けています。

その中でも日本で購入できる仮想通貨は数十種類に限られていて取引所によっても取り扱っている通貨が異なります。

一番有名な仮想通貨が「ビットコイン」で今まで仮想通貨に興味のなかった方も一度は耳にしたことがあると思います。

【結論:初めて仮想通貨を購入する場合はビットコイン(BTC)がオススメ!】

ビットコインが初心者にオススメな理由

一番の理由は、ほぼ全ての取引所で取り扱っていて手にしやすい点にあります。

また今後もビットコインの価値は上がっていくと予想されていて保有しているだけで資産が増えていく可能性も秘めています。

今後のビットコインの価格予想の一例を見てみましょう!

出典|DigitalCoinPrice

上記の表は海外の大手価格予想サイト「DigitalCoinPrice」によるビットコインの今後の価格予想です。

現在の価格(2022年7月):$21,255.77

2031年の価格予想:$117,021.78(最大価格)

2031年には現在の価格(2022年7月)から約5倍の価格に上昇すると予想しています。

この一例だけだと信憑性に欠けますが、ビットコインに関してはAIや格付け機関、著名人や投資家が軒並み上昇いていくと予想しています。

アルトコインの購入から始める場合は、開設する取引所で取り扱っていない場合があるので事前に確認しましょう!

アルトコイン…ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)のこと

❷:購入する相手を選ぶ

実際に仮想通貨を購入する場面では「販売所」「取引所」のどちらで購入するかを選びます。

「仮想通貨取引所」の中にある「販売所」「取引所」のどちらかを選んで仮想通貨を買うイメージです。

大きな違いとしては、「販売所」が仮想通貨取引所と取引するのに対して「取引所」はユーザー同士で取引をします。

「販売所」と「取引所」の主な違いを見ていきましょう!

販売所
取引所
  • 初心者でも簡単に取引ができる
  • 手数料が高い
  • 取引できる銘柄が多い
  • 注文が確実に成立する
  • 中〜上級者向けの取引
  • 手数料が安い
  • 取引できる銘柄が少ない
  • 注文が成立しない場合がある
  • 注文方法を選べる

【結論:初めて仮想通貨を購入する場合は販売所がオススメ!】

販売所と取引所の詳しい説明は割愛しますが、販売所はとにかく操作がシンプルでカンタンに購入することができます。

販売所と取引所についてはジャンプ先の記事を参考にしてみて下さい♪)

AmazonなどのECサイトで商品をポチるのと同じ感覚で仮想通貨を購入することができるので、一度購入してしまえば使い方に迷うことはないはずです。

ただ販売所は取引所に比べ手数料が高いので取引に慣れてきたら取引所で購入していくことをオススメします!

❸:購入金額(数量)を決める

最後に購入したい金額を(数量)決めて購入します。

取引所ごとに仮想通貨を購入できる最小注文数量が設定されていますが、コインチェックで取引を始める場合は500円から取引できるので特に気にする必要はないと思います。

取引する仮想通貨取引所を増やす場合はその都度確認すればOKです。

その他取引所の最小注文数量

仮想通貨取引所ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)
bitFlyer0.000000010.00000001
GMOコイン0.000050.001
bitbank0.000000010.00000001
2022年7月現在

以上が仮想通貨購入までの流れになります。

「仮想通貨」って聞くだけでハードルが高く見えますが、特別な知識や経験がなくても購入することができます。

購入までの準備は必要ですが、誰にでもできる簡単な作業なのでぜひトライしてみて下さい!

実際に仮想通貨を購入する時はコチラ⬇︎の記事を参考にしてみて下さい!

仮想通貨(仮想通貨)を購入した後は何をすればいい?

【結論:使い道は自由。何のために仮想通貨を買うか最初に決めておきましょう。】

2010年5月22日アメリカで、ピザ2枚を買うために初めてビットコインを使って決済が行われました。

10,000BTC(当時1BTC=0.0025ドル)でピザ2枚を購入したので、現在の価格(2022年7月:1BTC=3,000,000円で計算)に換算すると300億円です。

この記念すべき5月22日は「ビットコイン・ピザ・デー(Bitcoin Pizza Day)」という記念日とされています。

あの時にビットコイン買っていればと思うと悔やんでも悔やみきれません

現在では決済以外に様々な使い道があります。

  • 投資・資産運用
  • NFTの購入
  • 送金手段
  • 決済手段
  • 公共料金の支払い
  • 寄付
  • 資金調達
  • アプリの開発

この中でも「投資・資産運用」「NFTの購入」を目的として仮想通貨を始めるのが一般的かと思います。

自分の目的を決めて始めてみて下さい!

「NFTって何なの?」「どうやって買うの?」という方はコチラ⬇︎の記事を参考にしてみて下さい。

これまでのまとめ

最後にこれまでのおさらいをしておきましょう!

STEP
仮想通貨取引所で口座開設

口座開設に必要なもの

❶ 携帯電話番号
❷ パソコンorスーマートフォン
❸ Eメールアドレス
❹ 本人確認書類(身分証)

口座開設の方法はコチラ

STEP
取引所の口座に日本円を入金

入金するために必要なもの

❶ 入金したい取引所の口座
❷ 入金元の銀行口座
❸ 入金するための資金

STEP
仮想通貨を購入

購入する手順

❶ 購入したい通貨を選ぶ
❷ 購入する相手を選ぶ
❸ 購入金額(数量)を決める

入金から仮想通貨の購入方法はコチラ

暗号資産(仮想通貨)は思っていたより簡単に、誰にでも始められるものです。

ぜひ暗号資産(仮想通貨)購入を検討してみて下さい!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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